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炸裂する生命

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現代科学が解明したことによると、物質を構成している素粒子は一瞬で何兆個も消滅して誕生しているというのです。

私たちの身体も物質ですから、私たちの身体も瞬きの間にほとんど入れ替わっているというのが科学の説明です。

まるでビッグバンと消滅を瞬時に繰り返しているようなものなのです。

そうしたら「わたし」と呼べるものはどこにも「無い」じゃ〜ありませんか?

蛍光灯の点滅が一定の光源として錯覚されているように、それよりも早い速度で入れ替わっている物質は、実は「なんにも無い」という事になってしまいます。

しかし確実に「在る」といえるのは、その素粒子を動かしている力(エネルギー)であり、同じものが延々と続いているかのように錯覚させている感覚を機能させているエネルギーという事になります。

そのエネルギーのことを「神」と呼んだり「宇宙の法則」と呼んでいるのです。

それは「わたし」という心と身体を動かしているエネルギーそのものであり、宇宙の全てを運営しているエネルギーの呼び名です。

な〜んだ。科学はもう「神」を見つけていたんですね。

宗教や神秘主義が唱える感情豊かな人間的な姿をした「神々」ですら、そのエネルギーが運営している事を考えれば、それは私たちと同じもので作られているわけです。

な〜んだ、みんな一緒なんじゃん。

それは、私の記憶によると、私が物心付いた時に当然の当たり前だった世界でした。
幼児や生き物を見ていると、皆その世界に生きているのを感じます。

目覚めとは、一旦眠りこけていた自分が再び目を覚ましたというだけの事であり、遠い回り道をしながら「元」に戻って行くだけの事に過ぎません。

それは「生死」を生きながらに体験するのと同じ意味であり、誰にでも訪れる「宇宙の法則」なのだと思います。

目覚めを遠ざけているのは「わたし」という概念だけであり、元々そんなもん無いという事は科学で証明されていますから、「わたし」が無い元のエネルギーが本当にわたしだと言う。
「落ち」を知って大爆笑となるのです。

人生は漫才みたいなものなのかも知れません。
by prema-maaru | 2009-10-14 09:41