名古屋の愛を知る

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玄米さんと。

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麿さんと。

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ろうそくで見る。



名古屋トライバルアーツで開催した「ke ha hi」が終わりました。
三日間という短い時間でしたが、方々から沢山の方がいらして下さり、じっくりと絵を観賞して下さり、作者冥利に尽きる日々でした。
みなさん。
心からありがとうございました。

初日の夜にたまたまお茶を飲みにいらしていたフィギアスケートの浅田真央さんが絵を観に来て下さいました。
照明を落とし、ろうそくを灯してひとつひとつ絵を観ながら「西洋と日本の美の違い」についてお話させていただきました。
西洋はスポットライトを当てて、日本は暗闇にぼおぉっと浮かび上がらせるのが「美」だと感じています。
ボクはTVも無いので彼女の演技はあまり観ていませんが、国際的な舞台で何度も頂点を極め、他人に計りし得ない経験を積んだ人が、日常ではとても「普通」なのに驚きました。
気負いも無く、とても素直な佇まいに、ボクは何か大きなものをいただいた気がします。
有名人やビジネスで成功した様な方が発する独特の圧力が無いのです。
「人柄」だな〜と思いました。

二日目に映画「カンタティモール」の監督のなっちゃんとサダムくんが赤ちゃんを連れて来てくれました。
あんな小さななっちゃんが大きな赤ちゃんを出産したのです。
巨人のサダムくんもますます大きく見えました。

三日目に元トライバルに努めていためめちゃんが来てくれました。最後のお客さんでしたので、ボクは脇で片付けながらですが、ずっと言えなかった事を伝える事が出来ました。
めめちゃんも夏に赤ちゃんを産みます。

毎日来てくれたナオミさん。
いつも本当にありがとう。
本当はいらして下さったひとりひとり書きたいのですが、それをすると本が書けそうです。
それほど今回の名古屋はボクにとって特別な日々でした。

2007年の冬から2009年の春まで、ボクは一年半位名古屋に住んでいました。
そのころは自分の人生でも「暗黒時代」と呼ぶに相応しく、心身共に元気が無く何をしても裏目に出ていたような期間でした。
その頃の事を思いだすと全体にグレーが掛かったような情景が浮かびます。
その後の屋久島で大反転を経験しますが、ボクにとって名古屋はずっと「グレー」のままだったのです。

今回は個展の期日の二日前に名古屋に入り、住んでいた街や生活で親しんだ場所を歩きました。
「その時はそう見えたけど今はどうなんだろう」という興味です。
ところが、グレーに見えていた覚王山の町が白く輝いて見えたのです。
その頃の記憶のまま、色が薄く白っぽくなっていました。
もちろん街が変わったのでは無く、ボクの目が変わったに過ぎません。

個展が終わってからトライバルの皆と食事して、今回感じた事や名古屋への思いを話しました。
話しながら本当に染みたのは、トライバルのよしなが君の気持ちや、スタッフの人たちの暖かい心の深さです。
みんなボクよりずっと年下なんですが、なんだかお父さんやお母さんのように思えて来ます。

ボクは知らない間にずっと名古屋に愛されていたのを見つけました。
生まれ変わった場所、と言えるのかも知れません。
今回はいままで何度も個展をしてきましたが、格別に染みた個展でした。
心からありがとうございました。

また来年、桜の時期に新しい絵を持ってみなさんにお会いしたいと思います。
本当にありがとうございました。



こよみ〜己読みシンポジウム 5月3/4/5

YOMIの記録

TOTEMの全容

壬生マシマタケシ美術館
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by prema-maaru | 2015-04-13 17:32 | Comments(0)