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竜王 728x1030mm











憶の細道 9/19~23



マシマタケシのホームページ




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aun



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aun 728x1030mm








以前ひとりで深い森に入って行った時に、普段は聴こえていない自然界の大交響曲を聴いた事がありました。
正確に言えば「聴こえた」のでは無く、目に映るあらゆるものたちが一糸乱れずに奏でている音響を「見た」のです。

勝手気ままに飛び回っている虫や形を変えながら流れて行く雲も、波も川の流れも樹々の揺らぎや木漏れ日も、どうやら同じ曲を演奏しているパートを担っているのに気づきました。
もちろんこの私も、心臓の脈動や呼吸や流れる汗も、その曲の立派な奏者なのです。

普段は聴こえずにいるその曲は、たぶん余りにも普遍的すぎて聴こえないのでしょう。
空気の存在を忘れているのと同じなのかも知れません。
でもそれは空気と同じ様に、もし鳴らなくなったら直ぐにこの世界が消滅してしまうような、太陽の光や水と同じような、いや、むしろそれを創りだした音なのかも知れないと私は思うようになりました。

その音から外れて生きる事は不可能で、一見不調和に思える者も「ノイズ」というパートを担当しているのかも知れません。
インドでは古来からその音をAUM『オーム』と呼んでいました。

日本に伝えられてからは「阿吽」と音訳され、仁王像や狛犬のカタチで表されています。
「ヒト」は「ヒフミヨイムナヤコト」の最初の音と最後の音を合わせた言葉だと聞きました。
一から十まで「ヒト」なのです。

「あうん」は「あいうえお、かきくけこ、、、、ん」のひらがなの最初と最後の全部を合わせた言葉なのかも知れません。
全てが「あうん」なのです。

見えないカタチ、聴こえない音、でも本当は知っていると思います。
それを知っているのが「あなた」を創った「あなた」なのではないでしょうか。

この絵はそういう気持ちで描いた絵です。
ずっと描きたかったのですが、ようやく描けました。









憶の細道 9/19~23



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