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日食狂想曲

屋久島の日食は雨曇りだった。
しかしそれは在る意味最高の時間だった。
私といっちゃんは山にある茶畑でふたりっきりでその時を迎えた。
風が起きた。
気温が下がった。
異様な雰囲気は辺りの鳥や木々も感じとっているようだ。

それはその場に居た人にしか分からない、映像では絶対伝わらない霊的な現象だった。
それは確実に全てに影響を与え、もう以前の感覚には戻れない。

この世が終わって、新たな世が産まれる時はこんなふうだろう。

私たちは日食の事をあまり話し合わなかったけど、過ぎてから思えば、これまでの島の生活の
大部分はこの日への準備だったと分かる。
大勢の知り合いが我が家に合宿し、それは合宿の名に相応しいほど各自の修行の場だった。
それぞれが心の奥底の自分に向き合う経験をして行く.

それはこれまでウチを訪れた友だち達とは違い、在る意味苦しい経験だったかも知れない。
日食みたいに一度死んだ太陽が復活するように、それぞれはこれから大きな変化をするのだと思う。
人生の変わり目はいつでも、最悪に追い込まれた先に在ると思う。

やれやれだったけど、みんなありがとうお疲れ様。

私はこれから田んぼや畑や作品の制作を軸にした落ち着いた生活に入ります。
このブログもしばらく夏休みして、またいつの日かお目にかかりたいと思います。

本日はマヤ暦の大晦日にあたる「時間を外した日」です。
夕方から仲間たちと集まってお祝いをします。

当たり前と言えば当たり前ですが、人間の生活を軸にした現暦の元旦(1月1日)よりも、
世界的、自然的な切り替わりはこの時期に起こり続けています。
世の中が音を立てながら変化して行くではありませんか。

銀河を己の中心に観て。。。
by prema-maaru | 2009-07-25 13:20 | Comments(0)