愛と調和

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すべてはひとつ

すべては愛でできている

歌にも良く使われるこのフレーズは、この世界の本質を言い表す言葉として好んで使われる。

しかし、本当に「すべてはひとつ」だという事がわかるというのは、美しく見える行為も、醜く見える行為も、その根底は「ひとつ」の意識で為されている事を知ることであり。

本当に「すべては愛」だと知る事は、慈愛に満ちた行為にも、残酷で目を覆いたくなるような卑劣な行為の奥底にも、愛の要素を観る事にある。

私は初め頃、この事実を直視しなければいけない現実に、少々気が滅入っていた。

「な〜んだ、みんな同じなんだ〜」

これは、良い場合だけでなく、がっかりしたという気持ちもこもっている。

一生懸命努力を重ねている人と、ただ何もしないで寝転んでいる人も、宇宙には同じように最高に愛されているのが分かったからだ。

宇宙は「その人が何をしているのか」には何も関心を示さず、ただ「その人が宇宙に帰還する」事だけに最大の関心を持っている。

宇宙に帰還するとは、つまり宇宙の自然な流れに同調し、「神の子」としての人間で在るということ。

他の生き物と同じように、お互いに関係し合い、全体の調和を織り成す存在になること。

それから私は、どんな人を見る時も、見る場所が変わった。

その人が「自分がどう在りたいのか」を観るようになったのだ。

がっかりしたのもつかの間、私にはもうひとつの宇宙の真実がやって来た。

ひとは「自分がどう在りたいのか」を完全に自由な意志を持って生きることが出来るのだ。

自分の行為が調和を乱す、愛とは呼べないものだったとしても、それらを観察し、何が「愛と調和」なのかを深く見つめ、それに近づけて行ける。

どんなに最悪な人生だとしても、どんなに自信を失っていたとしても、自分の意志が愛と調和を取り戻したいと思った瞬間から、宇宙は最大の援助をしてくれる。
それは「宇宙への帰還」の開始だから。

しあわせで在りたい。

そう在りたいと思うこころが、この宇宙を新しいものに創り替えてくれる。

悲惨な愛や醜い調和の減った、あたらしい世界を創る事が出来るのだ。
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by prema-maaru | 2009-12-07 05:46