観察する眼
いっちゃんから振られたので、今日は「観察」について、私の感じていることを書きたいと思います。
私は日常で、おおまかに言えば二種類の「眼」を使い分けているのを感じています。
ひとつは「全体を見る眼」です。
これは日常全般のほとんどの場面で使っていて、あらゆる情報を瞬時に対応するのに適しています。
ひとつは「観察する眼」です。
観察する眼は、対象のみにピントを合わせ、それが「どんな目的で創られたのか?」に迫る眼です。
ものの外見から入り、それを造っている素材や質感、性質や性格、を「内側から感じる」眼のように思います。
言い方が硬いですね(笑)
観察する眼って、そのものと自分を「おなじもの」だと見る眼だと思います。
それが生き物でも草花でも感情でも事件でも自然現象でも
それが「自分」だと感じられる眼だと思います。
しかし、これは「そう思って見る」という作為的な方法では無く、
自然にそうなっていた時に「観察していた」と言える様に感じます。
我を忘れて描く、、、って言いますよね。
判断しないでただ見る、、でもあります。
デッサンを通して草花や生き物を改めて見た時に、それが今まで見ていたものと
まったく別のものに見えて来た瞬間を経験した人は多いと思います。
スズメはスズメじゃ無く、菜の花は菜の花じゃ無く、今までまったく見た事もない「生命」に見えて来る瞬間があります。
それぞれに名前が付く前の、生命そのものの存在。
それが「ぽめろん眼」なんですね!
ぽめろん眼で見る世界は、それまでとぜ〜んぜん違う世界だったので、
あぁ!そうなのか!!いや、でもこれはずっと知ってたぞ!!
となって大笑いしてしまいます。
アーティストに「ぽめろん」が多いのは、こういうことなのかも知れませんね!
当たり前ですが、アーティストじゃ無かったら「観察」出来ないというのはありません!!
観察する眼そのものが、アートなんだと思います!
さぁ!今日からあなたもアーティストです!
この世界の生命のたくさんの表れを表現して下さい!!
それが、あたたにとっても周りの人にとっても、沢山の幸せをもたらす眼になるんだと思います!
「観察」はいろいろな表現の仕方があって、とても一回では表現しきれません。
また機会を見て書いて行きたいと思います。
おっと!ランキングがどうなっているのか?
観察してみませんか!!
ありがつーです!
きょうも ぷりぷりぽめろん な一日を!
by prema-maaru
| 2010-03-02 07:36