立冬

個展のタイトルに「よわいちから」と題したのは、
いま世界中はとても強い力が渦巻いていると感じているからです。
「よわいちから」とは、素粒子の世界の「四つの力/重力・電磁力・弱い力・強い力」の事ではありません。
「強い弱い」では無く、あまりにも当たり前過ぎて「よわく」感じている「ちから」の事です。
「よわい」というよりも、「気づきにくい」と言う方が伝わり易いかもしれませんが、
ボクは今の世界の動きを見ていて、「弱さ」という観点の大切さをとても感じているのです。
「いま、変えるんだ!」
「ここを、何とかしなくては!」
「力を合わせて突破しよう!」
ボクはそういう力に少しずつ違和感を感じ始めています。
自分たちの事を、まだほとんど何も知らないのに、
何も確かな考えは無いのに、またそれを変えようとしているように思います。
というよりも、私たち人類の歴史は、ずっとその繰り返しでした。
「強い力」を得るよりも、私たちをずっと存在させていてくれる
「よわいちから」を見つめよう。と思っています。
「よわいちから」とは、空気であり、水であり、この身体であり、
宇宙に遍く充満する生命力です。
どこにでもあるから意識にひっかからない「ちから」
「よわいちから」の中に居るから、それが見えない。
そして「よわさ」というものを、いま一度しっかりと見つめてみる事が
大切なのだと感じています。
私たちはとても弱い生き物で、すぐに傷つき落ち込み、簡単に死んでしまいます。
その「よわさ」を愛おしく感じるのです。
「よわさ」を確認し合えるような関係が、
わたしたちの「希望」なのだと思っています。
by prema-maaru
| 2011-11-08 05:01
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Comments(6)
暖かいですね。
とても安心します(^-^)
とても安心します(^-^)
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とても心に響きました。
いつもありがとうございます。
いつもありがとうございます。


