よわいひかり
今日で震災から8ヶ月が経ちました。
ボクの住む東京では、直後から2~3ヶ月は緊迫した空気が流れていました。
しかし今では、放射能の高い数値が報道されているのにも関わらず「過去にあった出来事」のように、3/11の前にあったような日常が流れています。
みなさんの住む場所はどうですか?
ボクはまだ被災した場所に行っていませんが、ボランティアをして来た方々から話を聞いたり
twitter等の情報で見るだけで、とても当事者の方の気持ちはつかめませんでした。
11/7からustreamで「百人百話」が放送されています。
http://www.ustream.tv/channel/iwj9
これは「岩上安身による、福島の方々100人のインタビューを、100日間かけて配信します。 故郷に留まるもの、故郷を離れるもの、それぞれの選択を是非御覧ください。 配信は11月7日開始。 平日月~金曜、PM9:00から Chは【IWJ9】 」とあります。
ボクは毎日見ていますが、話の内容というよりも、その方の声や仕草、眼や表情に、とても多くの「気持ち」が見て取れます。
まるでもう一人の自分がインタビューを受けている様な気持ちになることもあります。
「なぜ避難しないのか? なぜ避難したのか?」
それは、その人それぞれのちゃんとした理由があり、その人(たち)が毎日毎日考えて感じている事の 「今日」なんだなぁ〜と思いました。
あまりこれについての感想を書く気はありません。
出来れば観て頂きたいと思い、今日はブログに書きました。
今まで知らなかった多くの方が「自分の言葉」で話しています。
遠い場所で起きた惨事の中にいる「もうひとりのわたし」がそれを語っています。
私たちがどこに住んでいようと、どんな気持ちでいようと、
それにしっかりと向き合う事が「いまに生きる」事だと思いました。
だんだんと風化して行く感情や心が、実は私たちの社会をこのようにしている
根本的な原因のようで仕方がありません。
何も出来なくても「見る」事は出来ます。
あなたの「しあわせ」や「よろこび」とは?
それを根底から見つめるきっかけになった3/11から、8ヶ月経ちます。
私たちはどう向き合って来たでしょうか?
9/11 3/11 11という数が三つ並ぶ今日。
いのちを見つめたいと思います。
2011/11/11
by prema-maaru
| 2011-11-11 05:05