損と得





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このところ長く考えて居るのは「損と得」とは何なのか?という事です。
それをここで書くにはあまりにも長くなり過ぎるので書きませんが、たぶんこの「損得」はそのまま「死と生」に当てはめられていて、それがこの世界のあらゆる国や文化や人種や宗教観を貫く「同じ価値観」で構成されているような気がするのです。

たとえば古代マヤでは、現代で言う様なサッカーみたいな球技があり、その全国大会(ワールドカップ)に勝ち残った2チームが決勝をマヤの中央スタジアムで行います。

素晴らしい一進一退も攻防の末どちらかのチームが優勝を果たします。
観客の大歓声のを浴びて優勝チームのキャプテンが表彰台に登ります。
そして彼は観客の前で首を跳ねられるのです。

ボクはこの話を聞いた時にもの凄いガツンとした衝撃を覚えました。
私たちとは「損得」がまるで逆ではないですか。

たぶん自分が想像するのは、それほどの素晴らしいチームを率いたキャプテンは「神(とりあえずこう言います)のレベルに達した」ので、その栄光を宇宙に融合させるために「死の世界にお返しする」のでは無いかと。
彼らにとって「死」は「損」では無かったのでは無いでしょうか?

推測ですからそれはボクには分かりません。
ただそれは本当にあった事の様なのです。

ただ目の前にある河原を少し注意深く見るだけで、そこに繰り広げられている物語は人間の「損得」には当てはまらない事も数多くあります。
ほとんどの生き物や植物は「ただ在る」だけなのです。

ボクはいつから人間に「損得」が生じたのか知りたくなりました。
そしてそれは自分にとって「絵」を見つめる事でもあるのです。

「いつから」というのは、長い人類の歴史もそうなんですが、個人に置いてもです。

もしかしたら「人類」という大きな単位と「個人の人生」というものは「同じもの」なのじゃないかと思っていながら絵を描いているのです。




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by prema-maaru | 2013-05-21 17:46