本年もありがとうございました。
西暦2018年、平成30年も終わろうとしている。
いろいろと感慨深い年だった、表面の波というよりも海底の流れが変化しているのに気づいた年でもあった。
20歳の頃より絵の仕事をして来て36年になるけど、たぶんずっと奥底で感じて来た事にようやく届いた感じがしている。
今年は「祭り」よりも「徒然」をつらつらと送った年だった。
自分は祭りがしたいのでは無く、日常を丁寧に送りたいと確認した年だった。
それは力を抜くとかそういうものでは無く、むしろ力強いとさえ思う。
自分にとっての「祭り」は、派手な見栄えや装飾が許されたもので、ある意味「嘘」を付いて良いものだ。
多くの人はそれを楽しみに動いているし、祭りの無い世の中なんて真っ暗闇だと思う。
しかし「自分にとって」は、祭りはあまり魅力のない行事に成って行った。
ボクは祭りを興す事でウソを付いてしまうタイプだと分かった。
自分にだけは分かる自分が付いたウソに徐々に疲弊しながら、それでもそれが当たり前のやり方なんだと言い聞かせて来たが、思い切って祭りを止めた年だった。
それが良いのかどうなのか?それはある程度時間が経たないと分からないと思う。
でも確かに、ボクは以前よりもウソを付く程度が減って来た。
ウソというと言葉が悪いが、自分の心を誤摩化したり何かに妥協したり、そういう事だ。
つまらないと思う事をやらなくなったのだ。
ただ言えるのはその先がどう成ろうと、どうでも良いと思える様に成った事だ。
それよりも、日々どんな気持ちで生きているのか?どんな事が出来たか?
もう自分自身にそれほど興味は無い、自分が他人に、社会に何が出来るのかと考えるほど楽しい事は無い。
むろんそれも自己満足に他ならないが。
そしてそういう徒然な日常を送っている者が、たまに大きな祭りをするのも良いと思う。
矛盾している様で、これこそ本当の祭りなんじゃないかと思う。
来年は元号も変わり、通例の様に世の流れも大きく変わる。
これからも自分に何が出来るのか?を見つめて行こうと思う。
本年もありがとうございました。
来年もどうぞ宜しくお願いいたします。
マシマタケシ



